あなたの食べる速度は人と比べてどうですか?
①速い ②普通 ③ゆっくり
①速い、を選んだ人は要注意かもしれません。
実は早食いの人は、将来的に生活習慣病になる可能性が高いことが分かっています。
この記事では、なぜ早食いがダメなのか、そして早食いがどれほど身体に悪いか解説していきます。
- 日々仕事に奮闘しているビジネスマン
- 最近生活習慣が乱れているなと感じている人
- 食・健康に関して興味がある人
それでは行きましょう!
結論
結論から言うと、食べるのが速い人は遅い人と比べて肥満のリスクが約2倍、糖尿病のリスクが約2倍になります。
Association between eating rate and obesity: a systematic review and meta-analysis
これ、かなり恐ろしい数字ですよね。。。
逆に、よく噛んでゆっくり食べるようにするだけで生活習慣病を改善できる可能性も報告されています。
早食いはなぜいけないのか?
なんとなくわかると思いますが、早食いだと食べる量が増えます!!
まあ太るんだから当たり前のような気がしますが、食べる量が増えてしまうのです。
また、早食いすると血糖値やインスリン濃度を上昇させ、消化管ホルモン(グレリンやコレシストキニンなど)の分泌を変化させ、中枢神経系での満腹感を遅らせたり減少させたりする可能性があります。
そして早食いだと噛む回数が減りますよね。
「カレーは飲み物!」
みたいな感じで咀嚼回数が減ってしまうと、唾液分泌量や消化酵素活性を低下させ、消化吸収能力を損なう可能性も考えられます。
早食いの人はどうすればいいか?
答えは簡単。
ゆっくり食べましょう。
と言われてもこれが実際難しいんです。もう習慣になっちゃってるから。
そこで食べるのが速い人は、ゆっくり食べる工夫として以下のようなものがあります。
- 会話しながら食事する
- 汁物で流し込むような食べ方をやめる
- 野菜をたくさん食べる
- よく噛むことを意識する
これらを意識することで、食べる速さが変わっていきます。
会話があれば食べる速さは必然的にゆっくりになりますし、一品一品味わうことにもつながります。
まとめ
食べるのが速い人は肥満のリスクや糖尿病などのリスクが倍増します。
ですが、ゆっくりたべることで生活習慣病を改善できる可能性もあります。
仕事や勉強で忙しい人も多いと思いますが、食事の時間はしっかり確保することが大切です。
誰かとテーブルを囲んで談笑しながら食事をすることがゆっくり食べる秘訣だと僕は思います。
以上です。